解体工事で起こる事故とは?解体業者が安全対策のためにやっていること
2022/10/312024/06/28
建物を取り壊していく解体工事は、簡単な作業のように思われるかもしれませんが、実はとても繊細で難しいものです。建物に囲まれた家屋やビルを、近隣に影響を及ぼすことなく、取り壊していくのは簡単なことではありません。
そして、解体工事は、常に危険と隣り合わせの作業でもあります。
工事中の事故を未然に防ぎ、自然災害などによる被害を最小限に食い止めるなどして、工事を安全に終えるためには、多くの配慮が必要となるのです。
解体工事中に起こる事故とは?
様々な建物を取り壊して、更地にする解体工事は、解体に使うための電動工具や重機、高層部で作業するための足場など、数多くの機材に囲まれて作業をすることになります。
解体する建物自体、老朽化が激しいなど、事情で脆くなっていることも少なくありません。
そうした解体工事の現場では、どうしても事故が起こりやすくなりがちです。
解体工事で事故が起こった時に、まず被害を受ける可能性が高いのが解体工事を請け負う作業員の方々です。
しかし、建物の崩落によって、解体工事の現場の近隣に建材が飛び散ってしまうと、被害は近隣に及んでしまいます。重機の転倒は、周囲を通行する自動車や人にも被害を与えかねません。
このように危険の多い解体工事の現場で安全を守るため、国や自治体では、解体工事を行う際の安全管理に関するルールを定めています。そして解体業者は、「労働安全衛生法」「労働安全衛生規則」「国土交通省のガイドライン」などの定めに基づき、数多くの安全対策を講じています。
例えば、労働基準監督署に工事の届け出を行うといった対応もその一環です。
その他、作業担当者や家族を守るための労災保険への加入、万一の事態に備えるための賠償保険への加入といった対応もあります。
解体工事の現場では、作業主任者や主任技術者といった管理者による監督のもと、ヘルメットなどの保護具を着用し、工事の手順を守って適切に作業を進めるといった対応がとられています。近隣への安全対策としては、防音シートによる飛散防止や看板・ガードマンの設置といった対策もとられています。
解体工事における安全管理は、一見すると解体業者やそこで働く作業担当者に関係することのように思われるかもしれません。しかし、解体工事を依頼する建物の持ち主、工事現場の近隣に住む方々、工事現場の近くを通る方々などにとっても無関係ではありません。
特に、解体工事を依頼する立場になる方は、自分自身が依頼する工事の安全性に大きく関わることになります。解体業者の担当者とともに、事故を起こさないための主体者としての意識をもって、工事を進めようとすることが大切です。
株式会社永雅では、迅速・丁寧・低価格をモットーに、環境にやさしい解体工事を目指しております。
解体工事のお見積り、ご相談、ご依頼は株式会社永雅にお任せ下さい。
※堺市、和泉市、岸和田市を中心に大阪南エリアで多くのお客様にご利用いただいております。
監修者
永田 雅昌
代表取締役社長
<資格>
・足場組立作業主任者 ・車両系建設機械作業主任者 ・アークガス作業主任者 ・移動式クレーン作業主任者 ・職長安全衛生責任者 ・フォークリフト作業主任者 ・石綿作業主任者 ・アスベスト調査者 ・建設業許可(解体・建築・とび土工)
近隣からのクレームがない施工作業を長年行っております。お施主様の満足度は常に高く、今後も綺麗な仕上がりをして参ります。
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