解体工事の期間の目安はどれくらい?
2022/07/162024/06/28
家の解体工事を考え始めた時に一番最初に気になるのは、やはり「金額」ですよね。そして、金額と同じくらい気になるのは、「解体工事にかかる期間」ではないでしょうか。
解体する物件を一般的な木造二階建ての家屋(延床面積約30坪前後)と仮定し、「長屋切り離し解体」や「完全手壊し解体」「火災物件の解体」といった特殊条件がないことを前提にすると、大体1週間から10日程度が相場です。
また、これより小さな(15坪程度)平屋建て物件などであれば、4~5日ほどで完工することが多いでしょう。小屋や倉庫といった簡易的な建物であれば2~3日程度と更に短くなります。ただ、上記のような工事以外の工程(書類手続き、申請など)を含めると、約1~2ヶ月程を要する事がほとんどです。また、建物のコンディションや周囲の環境・季節などによって、より長い期間を要する場合もあります。
例えば、近隣トラブルの発生です。
多くは騒音や振動による精神的な苦痛を訴えるものであったり、飛散物による車や家への被害などです。程度が軽かったり相手方が常識的な人である場合は、謝罪することによって穏便に収束することがほとんどですが、対応が適切でも相手方がなかなか納得してくれないとなるとトラブルが長期化し、場合によっては裁判に発展してしまう可能性もあります。
日頃の挨拶や工事前の事前説明を徹底しておけば水際で防げる問題なので、近隣対策を万全にしてから解体工事に臨むことが重要です。
また、悪天候や自然災害により、工事期間が延長される場合があります。
台風や地震といった、大災害に発展するような自然災害では解体工事を続行出来ません。雨天の場合、小雨がパラパラと降っている程度では解体工事に影響しないことがほとんどですが、梅雨の時期など、長時間にわたり雨が降り続いた場合、地面が緩んだことにより重機のタイヤが沼にはまったようになり、作業が進まなくなることがあります。足場が滑りやすくなることで作業員の安全にも影響が出てきますので、工事を中断せざるを得ないことあります。こうした天候の影響を極力受けないためには、「梅雨や台風の時期(6月・9月前後)を避ける」ことが一番の予防策となります。
その他にも、地中から予想だにしない埋設物が発見されることも珍しくありません。岩や石といった自然の産物をはじめ、以前の建物の基礎、意図的に埋められた廃棄物(古いタイヤや衣類、コンクリートガラ等)など、様々な可能性が考えられます。ものが小さければそのまま工事続行となることがほとんどですが、解体工事の妨げになる大きさや位置にある場合、一旦作業を中止してでも障害物を取り除かなければなりません。この撤去作業は見積もり段階で予想されていたものではないため、その作業に時間がかかればかかるほど工期が後ろにずれていってしまいますし、当然追加費用がかかることもあります。
このように事前準備や事後の処理であったり、季節や天候・途中で起こりうるトラブル・予想外の発掘など、様々な要因で工期が変動することがあるのです。「解体工事に予想外の出来事はつきもの」ということを頭の片隅に入れておいていただければ、余裕をもったスケジュールを組めたり、突然の問題にも柔軟に対応できることが多くなるのではないでしょうか。
株式会社永雅では、具体的なお話を伺った上で、より確度の高い概算見積もりをお出しすることも可能です。解体工事の期間についてお悩みの方は、是非株式会社永雅までお気軽にご相談ください。
※堺市、和泉市、岸和田市を中心に大阪南エリアで多くのお客様にご利用いただいております。
監修者
永田 雅昌
代表取締役社長
<資格>
・足場組立作業主任者 ・車両系建設機械作業主任者 ・アークガス作業主任者 ・移動式クレーン作業主任者 ・職長安全衛生責任者 ・フォークリフト作業主任者 ・石綿作業主任者 ・アスベスト調査者 ・建設業許可(解体・建築・とび土工)
近隣からのクレームがない施工作業を長年行っております。お施主様の満足度は常に高く、今後も綺麗な仕上がりをして参ります。
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