倉庫解体の費用相場とは?解体費を安くするコツ8選もご紹介!
2022/12/312024/06/28
目次
倉庫の解体にかかる費用は倉庫の種類が木造なのか鉄筋なのか、倉庫の大きさが何坪なのかによって、かかる費用は大きく変わります。
費用のだいたいの目安は、木造の倉庫の場合で1坪あたり1万5,000円~2万5,000円程度、鉄骨倉庫の場合は2万円~3万円程度が相場となります。
倉庫解体の際にかかる費用の変動7つ
倉庫の解体にかかる費用は、倉庫の種類やサイズなどのさまざまな条件で決定しますが、倉庫解体の費用を変動させる要件には、どのようなものがあるのか気になる方もいると思います。
そこで、倉庫解体の際にかかる費用の変動について解説します。
1:土台の有無による変動
倉庫を設置する際に、地面の中に土台を作っているケースがありますが、土台があるかどうかによって費用は変動します。コンクリートの土台があると、倉庫の解体だけでなくハンマーなどで土台を壊す作業が必要になるため、その分費用も高くなります。
特に、プレハブや木造の倉庫の場合はコンクリートの土台を設けているケースが多いため、土台の撤去にも手間がかかる可能性があります。
2:状態による変動
倉庫の状態によっては解体作業が困難になるため、状態によって解体費用が変わることもあります。
例えば、長年雨風に当たっていたことでネジやボルトが錆び、固まってしまっている場合などは、通常の解体作業よりも手間がかかります。
このような場合は通常の料金よりも高くなる可能性があるため、倉庫の劣化具合を事前に確認しておくと良いです。
3:大きさによる変動
倉庫の大きさは「高さ+幅+奥行」を合計した値が目安になるため、測れる場合は事前にサイズを測っておくと良いです。
業者によっても基準は異なりますが、サイズを測っておけば費用の目安を調べられます。
4:材質による変動
業者によって異なりますが、鉄骨の方が解体に時間を要するため、木造よりも費用相場は高くなる傾向にあります。また、解体によって発生した廃材は粗大ごみとして処分したり、業者に引き取ってもらったりして処分します。
又、屋根部・壁部にスレート(アスベスト)が多く使用されており費用も増える可能性があります。
5:設置場所による変動
倉庫の設置場所によっても費用が変動することがあります。住居の解体と同様に、重機などの車両が入れないような場所に倉庫が設置されていると、手作業での解体をせざるを得なくなってしまいます。その分手間がかかるため、費用も増える可能性が高くなります。
6:残置物による変動
空き家などの建物を解体する場合と同様に、内部に粗大ごみや家電などが残ったままになっていると、解体作業前に撤去する必要があるため、その分費用が高くなる可能性があります。
そのため、できるだけ自分で残置物を処分しておきましょう。何もない状態にしておけば、費用負担が減らせるだけでなく、スムーズに解体作業に入れます。
7:養生や保護シート設置の有無による変動
空き家を解体する場合は騒音や振動、ホコリなどを防止するために養生を設置するのが一般的です。
しかし、倉庫の場合は規模が小さければ養生を設置せずに解体するケースもあるため、養生や保護シートを使うかどうかによって費用も変動してきます。
倉庫解体の費用を節約する方法8つ
倉庫の解体にかかる費用は材質や大きさ、設置場所などさまざまな要素によって変動するため、想定していたよりも高くなってしまう可能性もあります。そこで、倉庫解体の費用を節約する方法について解説していきます。
1:自分で解体する
倉庫の規模によっては自分で解体することも可能です。空き家ほど個人での解体も困難ではないため、普段DIYなどをしている人であれば業者に依頼しなくても解体できるでしょう。
ただし、自分で解体する場合はしっかりと事前準備をし、安全に配慮して丁寧に作業していくことが大切です。また、届け出や廃棄物の処理なども自分で行わなければいけないため、その点留意が必要です。
2:事前に不用品は処分しておく
倉庫の中に残置物が残っていると、追加で撤去費用を請求される可能性があるため、事前に不用品は処分しておきましょう。できるだけ綺麗な状態にしておけば、費用を抑えられるだけでなく解体作業もスムーズに進められます。業者に解体を依頼する場合のポイントとしては、解体工事開始日にすぐに作業に取り掛かれる状態にしておくことで、費用を抑えられます。
3:無料回収できるか相談する
不要な倉庫の処分方法には、解体だけでなく、回収してもらうという選択肢もあります。不用品の回収業者などに問い合わせて、無料回収ができるかどうか相談してみましょう。無料回収が可能であれば、費用や手間をかけずに倉庫を撤去できます。
4:売却する
不要な倉庫でも、比較的状態が良い場合はリサイクルショップに売却できる可能性があります。あまり劣化していないようであれば、無料で査定してもらえるリサイクルショップに持って行くと良いでしょう。
また、買取できない場合でも、無料で回収してもらえる可能性もあります。無料回収でも解体する手間や費用をかけずに済むため、いずれにしても解体するよりもおすすめです。
5:回収費用・運搬費用・処分費用が無料か確認する
前述の無料回収や売却に関わる内容ですが、回収自体は無料でも別途回収費用や運搬費用、処分費用などがかかるケースがあります。そのため、事前に回収費用、運搬費用、処分費用などが無料かどうか確認しておきましょう。確認せずに話を進めてしまうと、想定していなかった費用がかかってしまう可能性があります。
6:複数の業者から見積もる
倉庫の解体費用には明確な目安が存在しないため、業者によって費用が異なります。また、業者によっては相場よりも高い費用になってしまう可能性もあります。
そのため、出来るだけ複数の業者に見積もりを依頼し、安い業者を選ぶのがおすすめです。また、複数の業者で見積もりすれば、どれが適正な費用なのかどうかを自分で判断しやすくなります。
7:費用の内訳をチェックする
解体業者からの見積もりを貰ったら、費用の内訳をしっかりとチェックしましょう。倉庫の解体費用は条件によって変わりますが、内訳まで見れば、不要な作業や費用が含まれていないかどうかをチェックできます。
万が一、内訳の中に不明な項目があった際は、業者から説明を受けるようにしましょう。
8:助成金を活用する
自治体によっては、倉庫などの解体に対して助成金制度を設けているケースがあります。助成金の提供を受けられれば、費用を削減できます。
ただし、すべての自治体が助成金制度を設けているわけではなく、申請すれば必ず助成金を受け取れるというわけではないため、受けられそうな助成金がないかどうか一度調べてみると良いでしょう。
株式会社永雅では、迅速・丁寧・低価格をモットーに、環境にやさしい解体工事を目指しております。
倉庫の解体費用や節約方法など、他社の見積もりでご納得されなかった方はいつでも株式会社永雅までご相談ください。
(見積り時、別途料金は残置物及び基礎解体時の地中埋設物の撤去処分のみ)
※堺市、和泉市、岸和田市を中心に大阪南エリアで多くのお客様にご利用いただいております。
監修者
永田 雅昌
代表取締役社長
<資格>
・足場組立作業主任者 ・車両系建設機械作業主任者 ・アークガス作業主任者 ・移動式クレーン作業主任者 ・職長安全衛生責任者 ・フォークリフト作業主任者 ・石綿作業主任者 ・アスベスト調査者 ・建設業許可(解体・建築・とび土工)
近隣からのクレームがない施工作業を長年行っております。お施主様の満足度は常に高く、今後も綺麗な仕上がりをして参ります。
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解体見積相談所
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