解体工事業者の安全対策・KY活動について
2023/06/302024/06/28
◆危険予知活動(KY活動)
危険予知活動(KY活動)とは、事故や災害による被害を未然に防ぐために意識改革を行うことです。
危険予知に関しては、具体的であればあるほど良いとされています。
例えば、「ビルの解体工事を行う場合には、爆発の危険性がある」という漠然としたものだけでは、何に気を付ければ良いのかわかりません。
しかし、「ビルの解体工事では、ガス管内や施設内にガスが滞留している恐れがあるため、作ガス管付近での作業の際には細心の注意を払うだけでなく、ガス臭にも気を配りながら作業を行う必要がある」と言うように、
なぜその事故が起こるのかまで考えることで、どのような行動をとるべきなのかを考えるが出来ます。
このように、事前にどのような場面で、どのような危険が潜んでいるかを具体的にシミュレーションしておくことで、危険回避のため慎重な行動をとることができ、事故や災害を未然に防ぐことができます。
◆火気安全対策
解体工事では、先にも述べた爆発や火災の危険性がありますので、火気の取り扱いには細心の注意を払う必要があります。直接火を使用しない作業においても、火災や爆発につながってしまう恐れがありますので、火気を使用するエリアの責任者を配置したり、常に複数人で安全確認を行いながら作業を行うなどが必要です。
◆警備員(ガードマン)の設置
作業員の安全を守るというよりは、作業関係者以外の安全を確保するために設置することになります。警備員を設置することで工事現場内への立入を制限したり、工事車両の出入りの際に周囲の安全確認を行ったりすることができ、工事関係者以外の人が事故に巻き込まれる危険性を大幅に下げることが出来ます。
立入禁止措置としては、工事現場の入口に看板などを設置することもできますが、確実に工事関係者以外の侵入を防ぐためには、警備員の配置も併せて行う必要があります。
◆5Sの実践
5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」のことで、工事現場だけでなく様々な場所で必要になるものです。
解体工事現場では、工具などを使用して作業することになりますが、使用した後に元の場所に戻さずそのまま放置していれば、どこに行ったかわからず探さなければなりません。
作業を円滑に進めるためには、整理・整頓を意識し、使ったものは元の場所に戻し、次に使いやすいようにしておくことが必要です。
また、火気を使用する場所で近くに可燃性のものが置かれている状態であれば、火花が飛び散るなどして引火する恐れがありますので、適宜清掃も必要です。
さらに、工具などは定期的にメンテナンスして清潔な状態にしておかなければ、故障の原因になってしまうこともあります。
そして、これらを意識して行うようにするためには、十分な教育が必要です。作業順序の遵守は、工事現場では当たり前のことで、これを守らないと事故につながる恐れがありますので、5Sの中で一番重要になる項目だと言えます。
株式会社永雅では、迅速・丁寧・低価格をモットーに、環境にやさしい解体工事を目指しております。。
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※堺市、和泉市、岸和田市を中心に大阪南エリアで多くのお客様にご利用いただいております。
監修者
永田 雅昌
代表取締役社長
<資格>
・足場組立作業主任者 ・車両系建設機械作業主任者 ・アークガス作業主任者 ・移動式クレーン作業主任者 ・職長安全衛生責任者 ・フォークリフト作業主任者 ・石綿作業主任者 ・アスベスト調査者 ・建設業許可(解体・建築・とび土工)
近隣からのクレームがない施工作業を長年行っております。お施主様の満足度は常に高く、今後も綺麗な仕上がりをして参ります。
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